横浜市泉区にある中田学童保育所たいよう・さんさん・そよかぜクラブ

COLUMN

コラム

3月【~6年間ありがとう~】

2022.04.06

おひさまクラブ指導員 三井です。

3月21日(月・祝)に「おひさまクラブ卒所を祝う会」を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大前は、在籍児童、保護者全員参加で行なっていましたが、
近年は、クラブに集まる人数を減らすため、在籍児童と6年生の保護者の方々だけで行うようになりました。
1~5年生の世帯の方々にはzoomを使用してオンライン配信を行いました。

当日のプログラムには、「6年間の思い出」「5年生からの贈る言葉」「6年生保護者からの言葉」が組まれています。
6年間の思い出では、楽しかった行事や4月から6年生になる5年生に対して、最上級生としておひさまクラブを
これからリードしていってねというような思いなどが涙ながらに語られました。

5年生からの贈る言葉では、6年生と5年間、関わった仲間たちから、感謝の気持ちが込められた言葉が送られました。
「○○は、優しくて、1年生の時に何にもわからなかった私に色々教えてくれたね。ありがとう。」
「○○がいてくれて良かったよ。ありがとう。」
涙を流しながら伝えていました。

6年生の保護者からの言葉では、1人の卒所生のお父さんが代表して話してくださいました。

「ここだけの話、入所した時に、奥さんに、『すぐに辞めさせろ。』と言ったことがあります。」と語り始めました。
理由としては、保育園では、友達の事を○○ちゃんと呼んでいたのに、○○と呼ぶようになったこと。
指導員の事も呼び捨てすることが、体育会系のお父さんからしたら許せなかったようでした。
しかし、保護者会活動を通して、学童の良さがわかり、気が付くと保護者である私が、学童にハマってしまっていたと
話してくださいました。

学童保育は『保護者が大変だよ』と言われています。
確かにそうだと思います。
仕事で家庭を留守にするから利用するのに、学童での保護者会活動に参加しないといけないこと、
クラブによっては役員負担が多く、自分の仕事を終えてから役員の仕事をしなくてはいけないこともあります。
私のクラブでもNPO法人化する前はそうでした。
しかし、キャンプやバザーなど、保護者会や行事を通して、保護者同士で繋がり、みんなで一緒に子育てが出来ること、
子どもだけではなく、大人になってから友達ができて、卒所してからも家族ぐるみで関わり続けている人も多いのも事実です。

本当に入ってみないとわからない事が沢山あります。6年間過ごした子どもたち、保護者が卒所してしまうのは寂しいですが、
これからの新たな出会いに期待し、これからも子どもたち、保護者の方々と関われたらと思います。
?6年生のみんな卒所本当におめでとう?

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