横浜市泉区にある中田学童保育所たいよう・さんさん・そよかぜクラブ

COLUMN

コラム

室内でお花見?

2022.05.11

そよかぜクラブ、指導員なおです。

もうすっかり葉桜になってしまいましたが、春休み期間は晴れた日も多く、少し気温も上がってきて春の陽気でした。
急遽、思いついて「お花見弁当しない?」と持ち掛け、子ども達に声をかけてみようという事に。
子ども達は「えっ、外で食べていいの?」
「お花見した~い!」とノリノリ。この時期花粉症の子や、お弁当に風で砂が入ったら…と心配する子もいたので
公園と室内に分かれることにしました。

私は、室内の方を担当。
そよかぜクラブは窓がたくさんあるので、窓からちょうど桜が良く見えます。
いつもは机を出す場所も食べる席も班ごとでほぼ決まっていますが、
「桜がいい感じで見えるとこに机、好きに置いていいよ」と言うと、
「やっぱ、ここかな」
「ここからもまあまあ見えるよ」と声を掛け合いながら準備を一緒にしました。
この時点ですでに楽しい?

 

 

 

 

ロッカーからお弁当を出し、わいわい食べることはまだできないけど
風で舞い落ちる桜の花を見ながら外も中も、いつもよりのんびりした昼食の時間が流れます。
ちょっと思いつきでBGMを流そうと思い、Spotifyの「春の歌特集」を小音量で流してみました。
驚いて振り返る子どもたち。

「歌えないけど、お花見気分が盛り上がるかと思って」と言うと、
少し体を揺らしてリズムにのりながら食べている子もいました。
2曲目に中森明菜さんの「夜桜お七」が流れ始め、「これ誰の歌?」と聞かれました。
説明してしばらく流していたのですが、渋すぎかな?と思い次の曲に飛ばしたら、
すごい勢いで4年の男の子が振り返って「なんで飛ばしたの!いい曲なのに!」と言われました。
私も中森明菜さんが好きだし、夜桜お七も好きだけど、なじみのない曲かなあと思ってしたことが思わぬお言葉を頂き
「ごめんなさい」と平謝り。

 

 

昼食が終わった後は、タブレットで子ども達が自分たちの好きな曲を調べて聴き始め、
そこに子ども達が集まってわいわいし始めました。
先ほど私が謝った男の子もそこにいたのですが、最近の流行りの曲は好きじゃないものもあるようで
その場を離れたので声をかけて中森明菜さんやブルーハーツ、布袋寅泰さんいいよねという話から、
「私は布袋さんが今井美樹さんに提供してる楽曲が好きなんだ~」と言うと、全力で頷くその子がいて
しばし懐かしい音楽の話で盛り上がりました。
どうやら私と「夜桜お七」を歌うんだと他の指導員に話しているようで昨日あわてて夜桜お七を練習しました。

 

 

食べる時に話すことができなかったり、歌を歌う機会も減っていますが、食べることや歌うこと、
集まってわいわいすることは楽しいことなんだよという日常を工夫していきたいなと思います。