コマ、けん玉検定!
たいようクラブ指導員なおです。
たいようクラブでは、1月はコマ、けん玉検定をしていました。
検定は希望する子だけですが1か月期間が長いかな?とも思いましたが毎日受ける子もいれば、他の子に刺激を受けて
やり始める子もいて結果的にはずっと練習も検定も盛り上がっていたように思います。
今年はコマの技を全部クリアする 「免許皆伝」の称号をもらう子がとうとう誕生しました!
コマの技は昔から少しずつ増えて今は36の技があります。
4年生の男の子が免許皆伝になりました。いつもは見せてくれない素敵な笑顔で写真を撮らせてくれました(笑)
他の子の検定も見てくれたり、技を教えてくれます。
けん玉はまだ検定の歴史が浅くて取り組み始めてまだ2年目ですが、名人技20個を全部クリアする子がなんと3人も
誕生しました!6年生の女の子2人と、4年生の女の子1人です。お互いがお互いを意識しつつ技のコツも一緒に考えて
切磋琢磨した結果です。
今年はその3人に引っ張られるようにして、けん玉をする子が多かったです。指導員も参加したので32人が検定を
受けました。
1年生にもチャレンジして欲しかったので声はかけたんですが「え~」「やだ、やりたくない」と言われてしまいまして。
「なんでやりたくないの?」と聞くと1年生に限らないんですが多い答えが「だって全部技出来ないし・・・」
最初から全部やる必要もないんですけどね。
あとクラブでは練習しないのに家でもう特訓してるパターンも増えています。
失敗している事を見られる事や何か言われる事への抵抗感が強いみたいです。
失敗って成功するための一歩一歩で、その経験抜きに運よく出来るようになってしまっても達成感も満足感も低いと思う
んですけど。失敗を恐れる子ども達を「大丈夫!やってみよう!」という気持ちにさせるのはなかなか難しいものだなと
思う機会でもありました。
検定はしなかったけど、けん玉やコマをし始めた1年生もいたので、まずはそこからスタートでもいいかなと思います。
出来ないと思っていた事が出来た時の思わず「よっしゃ~!」と叫んじゃう興奮。
本番を受ける時の緊張を一緒に息をのんで見守ってくれる仲間の存在。
ライバルと思っている子(大人)に「失敗しろ~」と思っちゃうマイナス感情。
一生懸命努力している子に自然とアドバイスする優しい心、相手のすごさを認める気持ち。
自信がなくてチャレンジしないけど、かたすみで時々2~3人で輪になってやり始める1年生の姿。
他にもいろいろ感情が揺れ動いていて素敵だなあと検定を通して指導員も感じる事がありました。